T様　ボルボV70　エンジン警告灯診断レポート

110389 km

この度はご入庫ありがとうございました。V70　エンジン警告灯診断作業

に取り掛かって参ります。

テスターで診断した結果、前回と同様のエラーが記録されておりました。

エンジンルームを点検した結果、他のバキュームホースの劣化が見受けられました。

１つがパージバルブのホースの劣化がありました。

このホースになります。

全体的に触ると粉々になるレベルでした。

次にブローバイホースが粉々になっておりました。

エア漏れが原因で警告灯が点灯したと考えられますので、各所バキュームホースの

劣化が見受けられるので交換できるところは交換させていただきます。

ブローバイホース交換の際にインテークマニホールドを取り外さないとアクセス

出来ない為、取り外して参ります。インジェクターを取り外した状態になります。

インジェクターのOリングもひび割れを起こしておりましたので再利用は

不可の為、交換させていただきます。

インジェクターのOリングの交換作業の様子になります。

入口、出口共にOリングは交換致します。

インテークマニホールド及びオイルキャッチタンクを取り外した状態になります。

同時に清掃も行って参ります。

既存のオイルキャッチタンクになります。交換できるホース類は交換して参ります。

今回警告灯を点灯させた主原因を思われる部品になります。

ホースが完全に粉々になってました。

オイルキャッチタンク及びインテークマニホールドを組付けた状態になります。

ガスケット類も再利用不可の為、交換させていただきます。

インジェクター及びエアクリーナーケースを組付けた状態になります。

復元は完了致しました。

同時作業で、エンジンオイルの交換作業も実施させていただいております。

作業完了後テスターでエラーの消去を実施。

その後30分以上10km以上のロードテストを実施。

ロードテスト後再度テスターでエラーのチェックを実施。

エラーの再点灯が無い事を確認。

不具合は改善されました。

この度はご入庫ありがとうございました。