O様　ベンツ　エンジン警告灯診断レポート

71910　km

この度はご入庫ありがとうございます。

エンジン警告灯診断作業に取り掛かって参ります。

早速テスターを使用してエラーのチェックを実施して参ります。

テスターを使用してエラーの確認を実施した結果、サーモスタット関連にエラー表示がありました。

今回はサーモケースの交換作業に取り掛かって参ります。

今回サーモケース交換するにあたって、インテークマニホールドを外して参ります。

インテークマニホールドASSYが外れた状態です。

インテークポートにゴミ等が入らないように養生を行い、サーモケースを外して参ります。

真ん中周辺にサーモケースが取り付いております。

サーモケースが取り外された状態になります。

新旧比較したサーモケースASSYになります。

これより組付けて参ります。

サーモケース組付け後、規定トルクにて締め付けております。

新しいサーモケースが組み付いた状態になります。

これより復元作業に取り掛かって参ります。

インテークマニホールドのガスケットも再利用不可の為、新しい部品に交換させて頂いております。

インテークマニホールドも規定トルクにて締め付けております。

同時にエンジンオイルフィルターも交換させて頂いております。

エンジンオイルも下から抜き取り、排出後ドレーンパッキンも交換しております。

エンジンオイルパン用のドレーンパッキンになります。

交換後、オイルの注入を行い、規定量で調整しております。

 作業完了後、LLCの補充を行い、エア抜きを実施。その後に加圧テストを行い

LLC漏れもチェックしております。

加圧を行い、リークテストを実施。

LLCリーク漏れが無い事を確認しております。

作業完了後テスターで使用してエラーが無い事を確認しております。

エンジン関連にエラーが無い事を確認してから、30分以上5キロ程走行テストを実施。

ロードテスト後再度テスターを使用してエラーが無い事を確認しております。

不具合は改善致しました。この度はご入庫ありがとうございました。

補足ではありますが、ウォーターポンプ付近よりLLCの滲み跡がありました。

赤丸部分がLLCの跡になります。

エアコンコンプレッサー上部付近より漏れた跡がありました。

赤丸部分が、漏れている部分の拡大図になります。

様子経過で、滲みが酷くなるようでしたら、交換が必要かと思われます。