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これまでの実績5,000件以上の事例の一部をご紹介します。
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世界のほぼ全てのメーカーに対応しているから、あなたのご要望にもきっとお応えできます。
M様 The ビートル 走行不能(レッカー入庫)
ご利用ありがとうございます。
この度のご入庫はプライベートにてドライブシャフト廻りの整備後、
末切り時に「パキッ」と音がしてその後走行不能、レッカーにてご入庫との事でした。
シフトをDレンジに入れアクセルを踏んだところミッションあたりで
空回りしているような感じを受けましたので、リフトアップし、様子を観察しました。
右側は異常は観られませんでしたが、左のドライブシャフトに違和感がありました。
タイヤを回してもシャフトだけが回転し、アウター側とシャフトが抜けたように
動力がホイールに伝わっていませんでした。
左側のドライブシャフトを取りはずすこととしました。
シャフトを取り外した状態です。
取り外したドライブシャフトです。
こちらが問題のアウター側ジョイントです。ブーツを取り外し内部を見ていきました。
まずシャフトがアウタージョイントから抜けており、加えてアウターベアリングのボールも脱落していました。
元通りになるのか、使用可能かどうか判断したいのでまず組付けていきました。
ボール傷は見られませんでしたので、組付け中です。
ボールは元通りに組付けました。
シャフトとアウタージョイントのロックの役割のサークリップ(ピン)です。
本来は新品交換ですが、この度は交換直後とお伺いしておりましたので、
損傷が無いことを確認し再使用しました。
サークリップをシャフトに組付けました。
シャフトとアウタージョイントを組付けました。
併せて赤丸の部分のスプラインが痛んでおり、
ホイールハブに組付ける事が出来ず修正をしました。
車体に取り付け各所トルクレンチ使用し組付けていきました。
画像はインナージョイント側ボルトです。
ロアアームとジョイントのナット取付中。
ドライブシャフトセンターボルトを規定トルクで締め付け中です。
ホイールボルトを締め付け復元作業は完了です。
この後約10Km程度走行点検を実施し、異常が無いことを確認。
しばらく様子を見ていただきながら使用していただくこととなりました。
ご入庫ありがとうございました。
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