M様　VW　ビートル　エンジン警告灯診断レポート

94000　km

この度はご入庫ありがとうございます。

エンジン警告灯診断作業に取り掛かって参ります。

先に何らかのオイル？漏れの様な跡が駐車場でしているということで、

考えられる部分に漏れチェックを塗布して確認している様子になります。

エンジンオイル、ブレーキオイル、クーラント等漏れている形跡はございませんでした。

各種油脂類の量も点検しておりますが、規定量でした。

現状漏れているのが確認出来ませんでした。

オイル？漏れ後、早速診断機でエラー確認した結果、3つエラーがありました。

スロットル関連のエラーが表示されておりました。

診断機で、エンジンのスロットルポジションの開閉度を確認しております。

パラメーター上で、「ｽﾛｯﾄﾙﾊﾞﾙﾌﾞﾎﾟｼﾞｼｮﾝ2」の開閉度がアクセルペダル踏込み時と数値が変わらず、固まっている様子が伺えます。

スロットルボディの不具合が濃厚なのでスロットルボディの交換作業に取り掛かって参ります。今回は社外品の新品部品を取り付けて参ります。

新旧比較したスロットルボディの様子になります。

取り外れたスロットルボディの様子になります。

スロットルボディ交換の際、ブローバイホースからオイルがにじんでいるのが確認出来ました。

プラスチック製でオイルが付着しているので劣化で今後割れてくる可能性があります。

交換作業完了後、スロットルボディの初期化も実施させて頂いております。

初期化が完了した様子になります。

その後のエンジンのコンピューターのエラーの様子になります。

現状エラーを消去しても消えなかったエラーコードが表示されなくなりました。

スロットルボディの開閉度の様子になります。

アイドル状態の様子になります。

スロットルボディ全開の様子になります。

スロットルボディ中間辺りを踏み込んでいる様子になります。

全て基準値と誤差範囲内に収まっております。

テスター上エラーが無い事を確認してロードテストを実施しております。

ロードテスト後、再度テスターを使用してエラーの再点灯が無いか確認を行っております。作業は以上になります。

この度はご入庫ありがとうございました。

 

 

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