N様　C4ピカソ　クーラント漏れ修理レポート

100493　km

この度はご入庫ありがとうございます。

クーラント漏れ修理作業に取り掛かって参ります。

現状確認した結果、サーモケース付近よりLLCが漏れている形跡がありました。

各所取り外して確認して参ります。

入庫した際にはサブタンクが空の状態でした。

漏れている箇所は複数ある可能性もあります。

バッテリーケース一式取り外した状態になります。

横から覗くと、サーモケース付近が一番LLCの付着が多かったので

交換履歴も無いので交換させて頂きます。

同時に細いクーラントパイプからもLLCが噴出している形跡がありました。

拡大図になります。部分交換不可の為、

今回老朽化を踏まえて2本交換させて頂いております。

今回追加でこの細いクーラントパイプも交換させて頂いております。

こちらは新しいクーラントパイプになります。

クーラントパイプの交換様子になります。

サーモケース及びヒーターホース2本もダメージが見受けられたので

交換させて頂きます。こちらは新しいサーモケース及びヒーターホースになります。

新旧比較したサーモケースASSYになります。水温センサーの位置が変更されております。

変更用のハーネスも取り付けております。

サーモケースが外れた状態になります。

組付け時にはキレイに清掃を行っております。

サーモケース交換後、クーラントの排出を行ったので真空引き、

エア抜きを実施しております。

真空状態で負圧が保持しているのを確認してクーラント漏れが無いか確認しております。

その後に完全暖気を行い、ロードテストを実施しております。

1時間、10キロ程度走行しております。作業は以上になります。

この度はご入庫ありがとうございました。