K様　BMW M5　エンジン警告灯診断レポート

86744　km

この度はご入庫ありがとうございました。

エンジン警告灯診断作業に取り掛かって参ります。

BMW専用テスター（ISTA+）にて不具合内容を診て参ります。

左側のスロットル関係と、水温センサーにエラーが表示しておりました。

アクチュエーターテストを実施した結果、左側のスロットルアクチュエーターのみ不動

となっておりました。

電圧値も規定電圧の許容オーバーになっておりましたのでスロットルアクチュエーターの

交換を実施板います。

同時に水温センサーも点検致しました。前回水温センサーの交換を行っておりますので

テストプランに沿って診断した結果、サーモスタットの交換が必要と断定

こちらも交換させていただきます。

全ての作業にインテークマニホールドを外さないとアクセス出来ないので取り外して

参ります。こちらがインテークマニホールドを取り外した状態になります。

インテークマニホールドを取り外した状態になります。

真ん中の黒いカバーの下にスロットルアクチュエーターがいるので取り外して参ります

黒いカバーを浮かしてスロットルアクチュエーターを取り外した状態になります。

新しいスロットルアクチュエーターと、取り外したスロットルアクチュエーターになります。

新しいスロットルアクチュエーターを組付けた状態になります。

同時にサーモスタットも外して参ります。

取り外したサーモスタットASSYになります。接続パイプ、ガスケットは再利用不可の為、

新しい部品に交換させていただきます。

全て組付け完了後、エンジンの基本調整も含まれている作業の為、

各気筒点検、調整を行って参ります。

各気筒アイドリングは0.05ｍｍ以下でないといけないので全てチェック

して参ります。

調整の様子になります。

調整完了後復元作業に取り掛かって参ります。

全て組付け完了致しました。

クーラントを排出したので、エア抜き及び真空引きを行って参ります。

負圧の状態で保持して、リークのチェックを実施。

リーク等が無い事を確認してから、クーラントの補充を実施

クーラント充填後、確認の為、加圧テストも実施しております。

一定圧をキープしている事を確認。

リークは確実に無い事をここでチェックしております。

作業完了後、BMW専用テスターでエラーのチェックを実施。

エラーが無い事を確認してからロードテストを実施。

ロードテスト後再度テスターでエラーが点灯していないかチェック。

エラーが無い事を確認。

不具合は完全に改善致しました。この度はご入庫ありがとうございました。